忍者ブログ
竹林記者の独りよがりの雑文です。泣き言、反省、得意げ、怒り・・。暇つぶしにも足りませんがよろしかったら・・。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ラインだから三番手を固める。四番手で我慢する。だけど直線は別、頭でこじ開けるかもしれないし中も割る。それが競輪だった。もちろんそういう競輪は今でも各地で見られる。しかしそうじゃない競輪も増えた。折り合ったり固めたりした三番手四番手は牙をもがれたが如く。まるで前を抜いたら怒られるみたにいに覇気がない。二言目にはラインの為を口にする自力選手。君の二着も三着もアタマだって高い支持なのに、「後ろが勝ってくれて満足です」じゃ寂しすぎるぜ。
PR
うだるように暑いが、気温三十度は人それぞれだ。自転車の高校生は間近に迫った夏休みに笑顔で汗を拭うが、五十男の俺はへばった顔を辺りに撒くしかない。
真夏の競輪で記憶に濃いのはお盆の季節に開かれていた昔の松戸記念だ。朝から特別観覧席を求めて並ぶ長蛇の列の中にいた俺はまだ二十歳台だった。もう今となっては想い出すのもむずかしいが、身体に響く暑さは現在とは明らかに違った。
また夏が来た。
珈琲を飲んでいる俺の窓越しに女子高生の集団と妙齢六十半ばの御婦人の集団。西武線高田馬場駅構内スタバ前の待ち合わせらしい。女の子たちは皆流行りの化粧を施しているのか似た顔に見える。婦人たちは服装の趣味が一様だ。JRから西武線、西武線からJRに乗り継ぐ客の波がひっきりなしに起こる。その人混みの中から俺はあの娘は女子高生軍団、この女性は婦人会だろうと見当を付ける。五人中三人の合流はなかなかの正答率だろう。この的中率が競輪にも生きてくれないものか。
右に女子高生、左にその五十年後の御婦人の集団。朝から良い景色を見させて貰った。
忍者ブログ[PR]