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竹林記者の独りよがりの雑文です。泣き言、反省、得意げ、怒り・・。暇つぶしにも足りませんがよろしかったら・・。
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A級の決勝が終わって併売している熊本記念の十一レースも終わって、場内の優勝者インタビューで幕を閉じてから五十分後の西武園駅。始発の電車に乗ったら車両には僕を含めて三人だけだった。年輩の駅員が若手の車掌に話している声がぽつっと聞こえて来た。……もう三万人のお客さんををお送りしました……。一言一句正確ではないかもしれないがそんな内容だった。旧き競輪の全盛時を知っている人間のジョークなのだと思う。何だか少しむっとした。つまんねえこと言ってんじゃないよ、と突っ掛かりたい気が起こったけどもちろんそんなことはしません。
何十年か前、最終が終わっても駅は客でごった返し、始発は全て朝のラッシュアワー並みの満員電車だった。それを嫌ってよく東村山まで歩いたものだ。がらがらの車両はうら寂しく体に寒気が起こる。風邪が悪化しているみたいだ。
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昔の競輪場にはオーロラヴィジョンなどもちろんなく、テレビの設置場所も少なかった。観客は金網越しにレースを見届けるとゴール前のスローを見るべくテレビまで走った。そのスロー再生だって今みたいな立派な見やすい物ではなく、そんなとき頼りにするのが場内実況だった。
新田が突き抜けてまずはファイナリストだと実況は興奮口調で言う。二着は木暮か西郷あたりだと加えた。その二着と三着が問題なのだ。そして誰がどう、どこから、多少斜めの遠くの位置から見ても西郷の二着なのだ。装飾をするなということではない。昔の競輪場を想起して喋るべきだなどと言う気も毛頭ない。ただその状況に置いて優先順位があるのではないかと俺はどうしても憤ってしまう。
飲みすぎか体調不良か。競輪場のトイレの便座を立てない客にもレースが分かる実況が俺の理想の実況です。
「中日スポーツ昇竜杯」はいいとして、「ワールドチャンピオンシップ争奪戦」と大仰な冠まで施された豊橋競輪を見ている。
正月のF1で「世界選手権」と言われてもねえ。
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