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竹林記者の独りよがりの雑文です。泣き言、反省、得意げ、怒り・・。暇つぶしにも足りませんがよろしかったら・・。
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もしかしたら過去にもこのタイトルで書いた気もするが再度書く。
目の前の西武園11レースが終わったら上のテレビで松坂の10レース、そのゴールが来るやいなや下のテレビで天皇賞がスタートした。
勝ったのはカンパニー、電光掲示板の点滅も落ち着きレースは確定したのにアナウンサーは払い戻しに触れない。勝利ジョッキーへのインタビュー、解説者の感想と引き延ばされ? ギャンブルの肝心、配当金はわざと無視されているみたいだ。苛々して見ていたらやっとだ。「おまたせしました。天皇賞の払戻金です」の声は間抜けに聞こえた。
毎度のことだがフジテレビの競馬中継は腹立たしい。
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多種の敵に遭遇し勝てば経験値が上がり最後は大ボスとの対決。ロールプレイングゲームなるものにゲーム好きは二時間でも三時間でも平気で集中する。昔、家に中野浩一監修と銘打った競輪のゲームがあった。初期のスーパーファミコンによる作動でそれは陳腐な代物だった。何かのボタンを押し続けて「街道練習」とか笑っちゃうような競輪選手養成だった。
競輪学校の試験、入学、鍛錬、卒業、プロ・デビュー、初勝利、昇進、喜悦、挫折……、現代版の競輪ゲームはどうだろうとも思うが、売れるわけないから企画にも登らない。
競輪記者の育成物はどうだろう。競輪好きが嵩じてそれにたずさわる仕事をしたくなった若者がある競輪専門紙の門を叩く。見習いから始まってようやく現場だ。社内、社外の人々に鍛えられ? 経験値を上げていき最後は……。そんなゲームは相手にもされんわな。
二十年前だったらショーケン、今だったら浅野忠信で競輪映画を作ったら、もしかしたら競輪復興の可能性もあるのかしら。ただ選手ものは駄目、あくまで車券を買う人間を主人公とした「格好良いドラマ」が最低条件だ。
昔は西武園で競輪があると東村山駅のホームに臨時の専門紙売り場が出来、売り子は車両に乗り込んでまで「青競」と「黒競」を捌いて行った。その黒競が廃刊になってもう何年経つのだろう。臨時売り場が立たなくなってからも久しい。

正門手前の売り子の女性は客に向かって問う、「千葉、それとも本番?」。西武園競輪では本場の十二個レースと千葉記念の十一個の車券が売られている。女性曰く西武園イコール本番なのだ。「本番に決まってるだろう」と返す客とのやりとりが何ともユーモラスなのだが、流れた時を意識されられたりもする。

いつのまにか競輪なぞ知らずに生きてきた時間より、競輪を好きになって関係するようになってからの時間の方がずっと長くなった。

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