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竹林記者の独りよがりの雑文です。泣き言、反省、得意げ、怒り・・。暇つぶしにも足りませんがよろしかったら・・。
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 端くれでも競輪記者なんだから、真っ先に松山記念の場外に足が向かなければとも思うのだが、気づいたら後楽園ウィンズにいた。
 エリザベス女王杯の締め切り五分前を場内放送が伝えていたが、マークカードは完成している。あわてることはないと発券機に挿入すると、この券は発売しておりません とか何とか機械がしゃべった。馬券は出てこない。
 舌打ちしながら画面を見たが理解できない。後ろに並んでいる人の苛立ちを感じてとりあえず精算ボタンみたいなのを押した。戻った札を抜いて列を離れた。と、発券機と発券機の間の窓から女性がこちらに向かって「3番は発走取り消しです」、ぼくに言った。ぼくは発走五分前にウオッカが除外されていることを知ったのだ。全てウオッカがらみの馬券を求めるマークカードは拒否されるわけだ。あわてて塗り直した馬券の結果は報告するまでもないだろう。やっぱり松山記念だったか。

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 昨日の小倉(F1最終日)の10レースでいい競り合いを見た。

 逃げる坂本健太郎の番手を外に飯嶋則之、内が森内章之で競った。

 寄せる飯嶋、受ける森内、放り上げようとする森内、こらえる飯嶋。二人の技術があればよっぽどのことがなければ落ちない(落車しない)。安心して見ていられる激しい競り合い? だった。

 坂本の先行一車で徐々にスピードが上がってゆくペース逃げで、つまらんイン切りなどもない。競りの舞台としては最上の条件とも言え、「いいドラマ」に拍車をかけた。

 どちらかの実力が伴わず(両方伴わずも多いけれど)落車、失格の競り合いにはうんざりで、その対極にある昨日のような競りを見られたときは嬉しくなる。

 競輪の競りは共同作業だなどと記せば語弊もあろうが、飯嶋と森内の競り合いを見るとそう感じてしまう。

千葉駅に着いたのは二時半を過ぎていた。モノレールのホームに上がっても番線がわからない。風体・雰囲気で競輪場行きの男を捜しマークするつもりだったのに、それらしき人種が見つからない。ここまで客が減っているのを改めて実感した。 

昔ここで、「滝沢正光‐梶友孝」の車券を一本でとったことがある。記念の準決勝だった。目は六-二だった。当時の記念競輪は三日制で、車券は枠番だった。

 九レースから三つ、ゴール前で観た。 

谷津田のレースだけ惜しかったが、あとの二つはほとんど見当違いだった。二百円のコーヒーにするかお汁粉にするかで迷う人間に的中など訪れない。とりあえず三個レースとも押さえておいた「九-二、八-二」(枠番六-二の代用)も紙屑と化した。

 天皇賞で失敗した松阪ふるさとダービー用資金調達。他種目でだめなら同種目での目論見は叶わなかったが、久方ぶりに松っちゃんに逢えたし、スーさんも元気だったから吉日としよう。

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