春遠からじ、花粉は直近に。
去年楽だった分、今年は辛いと周りのみんなが嘆いている。
競輪選手も同様で、強靱な肉体も花粉症にはお手上げみたいだ。
鼻腔をマスクで覆い、目を腫らしている選手を見ると、新聞の選手データに花粉アレルギーの有無も加えたらなどと思ったりもする。
だけどいまさっき終わったレースみたいに、「ひどい花粉症」を公言していた選手がきっちり人気に応えると、やっぱり大事なのは脚力指数の方だとも思う。
それよりなにより、あの選手は花粉症がひどそうだなどのちっぽけなインサイダー情報？　で車券取捨の軽重を計り、なんだひとまくりじゃないかと肩を落としている俺が大馬鹿者なのである。