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はじめてビートルズの「ヘイ・ジュード」を聴いたときに起きた鳥肌と同種のものと記せば、なんのことやらと表現力に乏しい拙文をなじられるだけだろうが、年末のグランプリの周回中に、見ているぼくの背骨がぞくっと動いたという経験は一度となくある。そしてそのときぼくはいつも思うのだ。まだまだ競輪、すてたもんじゃないぜ、と。
数日で12月。グランプリの季節だ。
グランプリ出場をG1タイトル制覇で確定させているのは5人。競輪祭優勝の小倉竜二、ダービーが吉岡稔真で高松宮記念杯は山崎芳仁、寛仁親王牌・後閑信一、オールスターが井上昌己だった。賞金ランクだと3位の有坂直樹、4位佐藤慎太郎、5位手島慶介は皆8千万円台でかなり優勢。7位の加藤慎平が七千万ちょっとで、それに600万ぐらい足りずの市田佳寿浩が9位、合志正臣がそれにちょっと少ない10位とランキング表にある。(一宮記念はまだ加算されていないデータです)
この情勢での並びは?
山崎-佐藤-有坂でしょ。井上-吉岡かな、すんなり並べるなら。初めてのタイトルは吉岡マークだった小倉はどうするんだろう。手島-後閑でいくか、2人だけなら。ただ関東の先行が乗ってくれば分からない。
グランプリに誰が乗ってくれば一番楽しいか? ぼくの背骨を動かしてくれるグランプリとなるにはあと誰が必要か? ぼくはこの時期、夜一人で、世界情勢でも考えているような深刻顔を装って夢想する。バーのカウンターでビールなんか飲みながら、寺山修司を気どって。
逆算するならば、賞金を誰に上積みさせたいか、もちろん究極は全日本選抜(いわき平で12/02から)で誰を優勝させるか(してもらいたいか)? ということに尽きる。
東北3人に岡部芳幸まで乗ったら? 野次馬的な想像力は掻き立てられる。群馬の2人は武田豊樹が欲しい、欲しい。でもほんとはいきなり全日本を関東の若い先行屋がとっちゃって、グランプリでは「いってもらう」というのが「理想」だったりして。慎平が乗ったらどうするんだろう? 合志なら九州は「いいライン」になる。
目の前の9人で当てるかどうかだろう、競輪は! お前の話はつまらん! とお叱りを受ければ、おっしゃるとおり、まずはあさってからの大宮競輪ですと返すしかないが。