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現在放映されている競輪のCMの主役は武田豊樹で、監督した井筒氏は「顔で決めた」と武田起用の理由を説明した。
友人某が、なんで吉岡じゃないんですかとCMに対して憤慨したのを覚えている。競輪界の「顔」は吉岡でしょう! そう絡まれたぼくは数日前に武田CMを褒めており、どう返していいかわからなかった。
「F1先行」の異名をとったのだからF1(S級シリーズ)でもいいじゃないか、と冗談口の皮肉屋も裏を返せば吉岡ファンであり、グランプリこそふさわしい花道だと早涙する者ももちろん吉岡ファンである。
「最後のグランプリ」を覚悟した、競輪界でいちばん人気のある男が明日、夕闇の京王閣バンクを、走る。(グランプリ2006前夜)
大宮競輪場のそばにある氷川神社の参道ではすでに初詣の客を呼ぶ露店が組み立てられている。テント兼看板の黄色の布地には大きく太い文字が並ぶ。「焼きいか」「やきそば」「甘酒」は馴染みがあるとして、「お茶ボトル」となると違和感も起こる。が、多分、当方がそういう場所に出不精になっているからだけで、考えたら当世当り前の売れ筋商品なのだろう。
さあ泣いても笑っても(泣きも笑いもしないけど)、今年最後の大宮競輪だ。
スポーツ紙の競馬欄には「インパクト飛ぶ!」の見出し。
もちろんこれは、飛ぶように早いインパクト、という賛辞なのだが、「飛ぶ」という表現をギャンブルでは違う意味でも使う。本命が飛んだは、消えてしまった、失敗したの言い換えとなるのが通例だ。競輪では「飛ぶ」がいろんな場面で、いろいろなニュアンスで使われたりもする。昔某記者が神山雄と戸辺英を一本で買っていた(この茨栃ワンツーに人気集中なのだからひと昔前の競輪だ)。神山が先頭でバック線を通過、戸辺はインの選手に絡まれてしまった。「戸辺、戸辺、戸辺―」と絶叫した記者だが、周りは戸辺を応援しているのだか戸辺は飛んでしまえの「トベ」なのか分からず失笑が起こった。一本勝負かなわずの某記者がレースのあと、俺の声が戸辺よ飛べに聞こえてしまったんだなと反省すると失笑は爆笑に変化した。
どうもギャンブルで「飛ぶ」という言葉にはマイナスの印象を受けると書けば、それは偏屈なあなただけだと返されるだけだろうか。
明日は有馬記念、インパクトは飛ぶか。