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竹林記者の独りよがりの雑文です。泣き言、反省、得意げ、怒り・・。暇つぶしにも足りませんがよろしかったら・・。
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六月二十五日が中沢俊治(山梨・50期)のラスト・ランで、場所は立川競輪場だった。
ホームバンクのない中沢にとって立川は地元みたいなもので、初優勝もここだったし、記憶はおぼろ気だが、大勢のファンが集まるグランプリ当日のA級決勝で繰り上がりの2着という珍事? もあったはずだ。
初めて好きになった競輪選手が中沢だった。
もう二十五年以上前の立川競輪場、名取勝政が逃げ切り、その番手でずっと競られていた中沢は連に絡めなかった。それでも力の限りを尽くしたいい競りだった。「ナカザワー、今度立川来たら頑張れよ!」と俺は声を掛けた、2センター付近の金網から。中沢は頭で頷いたか体を上下に揺らしたか。その金網越しの「交歓」を俺はまだ忘れないでいる。
S級にもいってないし全国的には無名だったけれど、いい選手が一人、バンクを去った。
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会社の近くのコンビニ。
缶コーヒー、液キャベ、野菜一日これ一本(ジュースです)にハンバーガーを買ったら会計が八百三十三円と表示され、千五十五円を払った。すると店の女性が「あらあら2、2,2」と驚き口調で釣りの二百二十二円を手渡してくれた。
今日は「2」の目かァ?

ダメージ加工が施されているのか、それとも年月の経過による傷みなのか。上下鋲打ちのデニム、ジージャン、ジーパン姿の男は四十台のロカビリアンという感じで髪型もほぼリーゼントだ。左手に持った小さく折りたたんだスポーツ新聞の表には競輪欄が見えた。
「ロッカ」と呼ばれる人物が右往左往? する阿佐田哲也の小説があったっけ。ロッカはロカビリーから取られたあだ名だ。昔は競輪ファンの共通項でもあった阿佐田哲也のギャンブル物だが、今の人には通用しないらしい。あの極上の味を知らないのは楽しみ一つ損したようなもんだと思うけど……。
家に帰ったら読み返すとしよう。

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